ここ最近のコピワンとか著作権関連

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070309/soumu.htm
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0703/05/news007.html
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20070301/121067/
年明けぐらいからすっかり話を聞かなくなったのでこのまま消滅してしまうのかと思ってたんですがまったく何もなかったわけではないようで。
とはいえ結局議論は平行線でとくに進展はなかった模様。


二つ目は小寺氏のコラム。
著作権」と一口に言っても「著作人格権」と「複製権」と「著作隣接権」と………色々あるわけで、その辺分けて考えないともう無理なんじゃないかなぁ、と思います。


三つ目は話のメインの趣旨よりも、「サビさえ分かればいいから安い着うたでOK」という意見にちょっと目からウロコ。
きっとそういう人たちは「曲の所有権」を買ったつもりはなくて、「友達とカラオケに行ったときに用が足りる分だけ聞ければOK」なのではないかと。
多分一ヶ月もすれば買ったことすら忘れて、二〜三ヶ月もすれば曲があったことすら忘れてるんじゃないでしょうか。


私は着うたはシングルCDの置き換えだと思っていたので、「あんな低音質で携帯のハードとキャリアに縛られたものに\300円も払えるか!買うやつの気が知れん!」と思ってました。
でも、そうじゃなくて、今まで「テレビとかで流れる\0で聞ける分で我慢する」か、「\1,000だして1曲全部(恒久的に)買う」の二択しかなかったのが、その間に「\300でサビだけ、(携帯を買い換えるなどまでの事実上の期間限定で)買う」という選択肢が増えたと思えば、それそのものはいいことじゃないかと思います。


それに付随して「サビだけ「消費」されて、あっという間に流行り廃りだけで音楽業界がよくない方向に行く」とかいう話もあると思いますが、それはとりあえずは別の話として。
どちらにしても私個人は相変わらず着うたなんか買うつもりはない(というかWillcomユーザーには縁が薄い)ですが、買ってる人の気持ちは多少分かりました。